トレンドニュースblog

トレンドニュースやトレンドについて紹介していきます。

川崎幼稚園バス置き去り事件初公判 ドラレコに死亡した園児の声で元園長らが起訴内容を認める

川崎幼稚園バス置き去り事件

大橋由美子

2022年に静岡県牧之原市の川崎幼稚園で発生した川崎幼稚園バス置き去り事件は、3歳の女の子が通園バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した悲しい事件です。事件の初公判が2024年4月23日に開かれ、被告の元園長と元クラス担任の2人が起訴内容を認めました。

 

川崎幼稚園バス置き去り事件詳細

川崎幼稚園バス置き去り事件の詳細について、以下の情報があります。

 

事件の概要:

- 2022年9月5日、静岡県牧之原市にある川崎幼稚園の通園バスの車内に、3歳の女児が置き去りにされ、熱中症が原因で死亡しました。

- 女児は午前8時50分頃にバスで登園し、約5時間にわたって置き去りにされたとみられています。

 

事件の経緯:

- 事件当日の14時10分頃、バスの車内で女児が意識を失っているのを職員が発見しました。

- ただちに通報され、女児は病院に搬送されましたが、同日15時35分頃に死亡が確認されました。

- 通園バスは18人乗りのワンボックスカーで、運転手を含む2人の職員と6人の園児が乗っていました。

 

被害者について:

- 死亡した女児は入園して間もない3歳であり、バス通園を始めていたことが報じられています。

- 女児は最後までバスに残り、職員に呼ばれることを待っていた可能性が指摘されています。

 

事件の原因として挙げられた点:

- 代理運転していた男性園長が、乗降車時の人数確認や車内点検、出欠情報の確認、登園するはずの園児がいない場合の保護者への連絡などを怠ったことが指摘されました。

 

川崎幼稚園バス置き去り事件初公判

2022年9月、静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、3歳の女の子が通園バスの中に置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなった事件に関して、元理事長と元クラス担任の初公判が行われた。2人は起訴内容を認めました。

 

初公判の経過:

  • 2024年4月23日、静岡地方裁判所で初公判が開かれました。
  • 元理事長と元クラス担任は、起訴内容を認めました。
  • 元理事長は安全管理の認識の甘さを指摘され、元クラス担任は欠席したと思い込み確認を怠ったことが指摘されました。
  • 千奈ちゃんの父親も被害者参加制度を使って法廷に立ち、元理事長に質問しました。

 

次回の裁判:

次回の裁判は5月15日に開かれる予定です。

元クラス担任への質問などが行われる予定です。

 

ドラレコに園児の声が証拠として提出

以下は、関連するニュース記事からの情報です:

 

1. 初公判での明らかになった新事実:

   - 検察側は初公判で、ドライブレコーダーの記録から、他の園児が降りた後のバス内で千奈ちゃんが声を発していたことを指摘しました。

   - 千奈ちゃんが「あっ、ケーキバス」「後ろから来てるよ」と別の送迎バスに言及していたことが、ドラレコの記録から明らかになりました。

   - しかし、運転席にいた元園長は千奈ちゃんの声に気付かなかったとされています。

 

2. 起訴内容の認める:

   - 元園長の増田立義(74歳)とクラス担任の西原亜子(48歳)は、初公判で起訴内容を認めました。

   - 増田元園長は業務上過失致死の罪に問われ、車内の確認を怠ったとされています。

   - 西原元担任は保護者への連絡を怠ったとして、同じく業務上過失致死の罪に問われています。

 

このように、ドライブレコーダーの記録から園児の声が証拠として提出され、元園長と元担任の起訴内容が認められました。事件の詳細や裁判の進行については、今後の報道で確認することができます。

 

元園長らが起訴内容を認める

元園長と元クラス担任の2人は、川崎幼稚園バス置き去り事件の詳細について以下のように説明しました。

 

1. 元園長の増田立義被告は、起訴内容を全面的に認めました。事件当日、増田被告は臨時で通園バスの運転手を務めており、バスから園児を降ろした後、全員が降りたか確認せずにバスを離れてしまいました。増田被告は、バス車内の後ろをちょっと見たが、その後運行記録に目を移してしまったことがミスだったと述べています。また、増田被告は千奈ちゃんの声に気付かなかったことを明らかにし、千奈ちゃんを失わせてしまったことについて謝罪しました。

 

2. 元クラス担任の女性被告は、千奈ちゃんが登園していないことを知った後も保護者に連絡をせず、所在の確認をしなかった責任を問われています。初公判で被告は、起訴内容を認めました。

 

元園長と元クラス担任の2人は、事件の経緯について詳細な説明を行い、起訴内容を認める一方で、過失を認めたり、謝罪の意を示したりしています。