男性３人から約１億５５００万円だまし取った「頂き女子りりちゃん」、懲役１３年・罰金１２００万円を求刑
インターネット上で「頂き女子りりちゃん」と名乗り、男性３人から現金計約１億５５００万円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた渡辺真衣被告の公判が行われました。この事件では、検察側が懲役１３年と罰金１２００万円を求刑し、結審しました。
渡辺真衣被告は、インターネット上で「頂き女子りりちゃん」という名前で活動し、男性３人から現金計約１億５５００万円をだまし取ったとされています。彼女は被害者たちに対して、高級レストランや高級ブランド品の購入、贅沢な生活を約束し、その見返りとして現金を要求していました。しかし、実際には彼女はこれらの約束を守らず、男性たちからだまし取ったお金を自身の利益のために使用していたとされています。
この事件は、詐欺罪などに問われ、名古屋地裁で公判が行われました。検察側は、渡辺真衣被告に対して懲役１３年と罰金１２００万円を求刑しました。被告の行為は、多くの人々の信頼を裏切り、社会的な信用を損なうものであり、厳しい刑罰が求められました。
この事件の判決は、４月２２日に行われる予定です。被告の行為がどのように評価されるのか、注目されています。
被告の「頂き女子りりちゃん」素性
- 被告の本名は渡邊真衣（わたなべまい）で、25歳の女性です。
- 渡邊真衣被告は、マッチングアプリで知り合った男性に恋愛感情を抱かせ、金銭をだまし取る恋愛詐欺を行っていたとされています。
- 彼女は「頂き女子りりちゃん」として知られており、男性から現金1億5000万円以上をだまし取った罪などに問われています。
【被告の行動と動機】
- 渡邊真衣被告は、ホストクラブに通い詰め、豪遊するようになったとされています。
- 彼女は自身が指名するホストに対し、数百万円から数千万円をつぎ込むこともあったとされています。
- 渡邊真衣被告は、自身が金銭的な問題を抱えていると男性に伝え、その問題が解決しなければ別れなければならないとほのめかしていたとされています。
懲役１３年と罰金１２００万円の裁判要綱
渡辺真衣被告は、男性３人から約１億５５００万円をだまし取った罪に問われています。
検察側は、渡辺真衣被告に対して懲役１３年と罰金１２００万円を求刑しました。
被告の行為は詐欺罪に該当し、多くの人々の信頼を裏切り、社会的な信用を損なうものとされました。裁判所は、被告の行為の重大性や被害者への影響を考慮し、懲役１３年と罰金１２００万円の刑を言い渡すことがあります。
裁判の結果や判決は、被告の弁護側の主張や証拠の評価によっても変わる可能性があります。最終的な判決は、裁判官によって決定されます。
男性３人からの被害額と詐欺手法
被害額：
1. 横浜市の男性：1億1704万円以上
2. 群馬県の男性：30万円
3. 大学生の家田美空被告：1065万円
詐欺手法：
1. 恋愛感情を利用した手口：りりちゃんは男性に恋愛感情を抱かせ、その後様々なウソをついてお金をだまし取りました。例えば、借金の返済や手切れ金などの理由を挙げて男性からお金を要求しました。
2. 信用させるための手法：りりちゃんは男性に対して本物の身分証や実際の住所などを提示し、信用させるようにしました。
3. マニュアルの販売：りりちゃんは詐欺の手法をマニュアル化し、SNSなどで販売していました。購入者の相談にも乗り、詐欺の手法を広めていたとされています。
