中国返還を延期していた王子動物園のパンダ「タンタン」病死
2024年3月31日、神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン」が病死しました。タンタンは28歳であり、国内最高齢のジャイアントパンダでした。彼女は心臓疾患を患っており、投薬治療を受けていました。王子動物園では、彼女を中国に返還する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で返還が延期されていました。タンタンの死は多くの人々に悲しみをもたらしました。
王子動物園で人気のパンダ「タンタン」が病死
王子動物園で人気のパンダ「タンタン」が病死しました。タンタンは28歳のメスのジャイアントパンダで、2024年3月31日に亡くなりました。彼女は国内最高齢のパンダであり、人間の年齢に換算すると約100歳に相当します。
タンタンは1995年に中国・四川省のパンダの繁殖センターで生まれ、2000年に阪神・淡路大震災からの復興を願って神戸市立王子動物園に貸し出されました。彼女の元気な姿や愛くるしい行動は多くの人々に人気を集めました。
しかし、2021年に心臓の病気が見つかり、治療が行われていました。去年の10月以降は食欲や運動量が減り、身体機能の低下が見られました。最近は一般公開をやめて治療が行われていましたが、3月13日からはほとんど寝ている状態となり、飼育員が24時間態勢で見守っていました。そして、3月31日の夜に呼吸が弱くなり、蘇生処置が行われましたが、約2時間後に亡くなりました。
タンタンの死に対して、王子動物園では園内に献花台を設けるほか、お別れの会の開催を検討しています。
タンタン病死の原因は心臓疾患？
神戸市立王子動物園で飼育されていたジャイアントパンダのタンタンが病死しました。タンタンは国内最高齢の28歳であり、人間でいうと100歳近くに相当します。タンタンは阪神・淡路大震災の後、神戸市民に勇気や希望を与え続けてきました。しかし、2021年に心臓疾患が判明し、その後も専門家チームによる診断や治療が行われていました。
タンタンの病状は一定の改善が見られたものの、2024年3月15日以降、病状がさらに進行し、救急治療が継続されました。最終的には心肺停止となり、蘇生措置が行われましたが、午後11時56分に死亡が確認されました。
タンタンの病死の原因について、具体的な詳細はまだ調査中です。しかし、タンタンの病状が心臓疾患に起因する衰弱死である可能性が高いと考えられています。王子動物園は現在、タンタンの死因について詳細な調査を行っています。
SNS上での反応
神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ、タンタンの病死について、SNS上では多くの悲しみの声が寄せられました。以下はSNS上での反応の一部です。
1. 「癒しをありがとう。天国でゆっくりしてね」
2. 「長い間ありがとう！」
3. 「タンタン、おつかれさまでした」
4. 「安らかに眠ってね」
5. 「エイプリルフールの嘘だといって・・・」と、悲しむ声も見られた。
これらの投稿は、タンタンが多くの人々に癒しを提供し、愛されていたことを示しています。彼女の死は多くの人々にとって大きな喪失であり、SNS上での反応もそれを反映しています。
