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チャールズ国王死亡は嘘?偽情報が拡散!英政府はこれを否定、何のために偽情報が拡散されたのか

チャールズ国王死亡は嘘?偽情報が拡散された背景とは

2024年3月18日、ロシアを含む複数のメディアがSNS上で「イギリスのチャールズ国王が亡くなった」という偽情報を拡散しました。この偽情報はイギリス大使館によって否定され、事実ではないことが明らかにされました。では、なぜこのような偽情報が拡散されたのでしょうか?以下では、その背景について詳しく説明します。

 

チャールズ国王の死亡情報は誤報、英政府が否定

英国のチャールズ国王(75)が亡くなったとする虚偽の情報が拡散されましたが、英政府はこれを否定しています。以下に、この誤報の背景と英政府の対応について詳しく説明します。

 

背景:

- 2024年3月18日、ロシアを含む複数のメディアがSNS上で「イギリスのチャールズ国王が亡くなった」という偽情報を拡散しました。

- 投稿にはイギリス王室のロゴが入った偽の文書の画像も添えられ、これがロシアの国営メディアやウクライナの大手メディアによって引用され、現地で広く拡散されました。

 

英政府の対応:

- イギリス大使館はこの偽情報に対してSNSで「国王死去のニュースはフェイクであることをお知らせします」と投稿し、情報を否定しました。

- 偽情報を投稿したロシアのメディアは後に記事を訂正したと報じられています。

 

影響:

- この偽情報は日本国内でも拡散され、日本のSNSでトレンド入りするほどの注目を集めました。

 

チャールズ国王死亡報告の混乱と真相は?

混乱の背景:

2024年3月19日、英国のチャールズ国王に関する「死亡した」というフェイクニュース(デマ)が世界各国でSNSなどで拡散されました。このデマはロシアの一部メディアが発信元とされ、宮殿側は否定しました。日本国内でも「チャールズ国王死亡」「フェイクニュース」がトレンド入りする騒動となりました。

 

真相:

宮殿側や在ロシア英国大使館などが明確に否定したことから、チャールズ国王の死亡報告はデマであることが確認されまし。英国王室通信も国王の死去を伝える声明を発表していないことから、報道が事実でないことが示されました。

 

なお、チャールズ国王に関しては、2024年2月にがんを患っており治療に入ることが宮殿から公表されていましたが、具体的ながんの種類は明らかにされていませんでした。

 

チャールズ国王の影響力と偽情報被害

チャールズ国王の偽情報の拡散について、2024年3月18日夜にネット上で拡散された偽情報の発信元とみられるアカウントがありました。このアカウントはアメリカのニュースサイトを称しており、「速報、チャールズ国王が前立腺がんのため75歳で死去。情報筋が報じた」と投稿し、チャールズ国王の死亡を伝えるフェイクニュースを広めました。

 

この偽情報は日本時間19日午後3時までに200万回以上表示され、日本語での投稿も100万回以上表示されたとされています。しかし、この情報の出どころは不明確であり、信ぴょう性には疑問符がついています。

 

この偽情報は日本やロシアなどのネットメディアによって取り上げられ、瞬く間に拡散されました。中には、イギリス王室が出したとする死亡を伝える発表文をアップするアカウントまで現れたと報じられています。

 

この偽情報の広がりを受け、在ロシアのイギリス大使館SNSで、「イギリス国王チャールズ3世の死に関する報道はねつ造だ!」と否定しました。

 

なぜ今、イギリス王室をめぐる騒ぎが相次いでいるのかについて、英国王室ジャーナリストの多賀幹子さんは、「エリザベス女王が亡くなってから1年半くらいたちますけど、英王室の弱体化、非常に危険な状態にあると言われています。こういう弱っているときに、そこにつけ込んで狙ってくる人たちが必ずいる」と話しています。

 

また、今回のようなデマがSNS上で拡散される要因について、ITジャーナリストの三上洋さんは、「日本のSNSでは、去年秋ごろから、こういったフェイクニュース、デマがたくさん流れるようになりました。大本はインプ稼ぎ、いわゆるインプレッション、表示数でお金がもらえるというSNSの仕組みが影響している」と分析しています。

 

ショッキングなニュースほど情報ソースを確かめるなどして、拡散に加担しないようにすることが重要です。

 

偽情報拡散の理由は金稼ぎ?

偽情報が拡散される主な理由の一つは、金稼ぎです。フェイクニュースの製作者や拡散者は、広告収入やクリック報酬などの経済的な利益を得ることを目的としています。

 

以下に、関連する情報を紹介します。

 

1. マケドニアの若者によるフェイクニュースの例:

マケドニアの小さな町、ヴェレスでは、アメリカ大統領選挙の際にフェイクニュースを拡散することで大金を稼いだ若者たちが存在しました。彼らはソーシャルメディアのアドネットワークを利用し、フェイクニュースを拡散するウェブサイトを作成しました。広告収入や報酬によって、彼らは突然お金持ちになったのです。

 

2. フェイクニュースの経済的動機:

フェイクニュースの制作者は、広告収入を得るために良質なウェブサイトを作成し、ソーシャルメディアでそのサイトのコンテンツを宣伝します。記事が多くの人に読まれ、シェアされればされるほど、報酬の額も増えていきます。また、拡散のために偽のアカウントを作成することもあります。

 

3. フェイクニュースの影響力と収益:

フェイクニュースは真実のニュースよりも多くの読者を引きつける傾向があります。実際に、フェイクニュースは真実のニュースよりも70%も多くシェアされることが確認されています。そのため、フェイクニュースの拡散に成功すれば、広告収入や報酬を得ることができます。2019年には、世界中のフェイクニュース関連のウェブサイトが2億ドル以上の収益を上げたとされています。

 

フェイクニュースの拡散は、金稼ぎを目的とする人々によって行われることがあります。広告収入や報酬を得るために、彼らはフェイクニュースを作成し、ソーシャルメディアを通じて拡散します。