富士急ハイランド営業を休止していた「ド・ドドンパ」完全営業終了
富士急ハイランドは、2021年8月から営業を休止していた人気アトラクション「ド・ドドンパ」の完全な営業終了を決定しました。このコースターは、最高時速180kmに達するスリル満点のアトラクションであり、富士急ハイランドを代表する存在でした。しかし、利用者の負傷訴えが相次ぎ、安全上のリスクが解消できないという結論に至ったため、営業終了が決定されました。
「ド・ドドンパ」いつから休止していたのか
ド・ドドンパは、山梨県富士吉田市にある富士急ハイランドという遊園地にあるローラーコースターです。以下にド・ドドンパの詳細を説明します。
1. 名称と開業日:
- ド・ドドンパは、2001年12月21日に開業しました。「ド・ドドンパ」は2021年8月12日から休止していました。
2. 特徴:
- ド・ドドンパは、直線加速方式のコースターであり、一般のコースターとは異なり、水平な場所から加速装置によって発射されます。
- ド・ドドンパは、圧縮空気を用いた「エアーランチ方式」を採用しており、わずか1.8秒で最高速度172km/hに達するという爆発的な加速力を持っています。
- ド・ドドンパは、日本初の垂直タワーを備えており、垂直に上昇し、落下するスリリングな体験ができます。
- ド・ドドンパは、通称「加速度世界No.1コースター」「天上知らずのスピードキング」「ぶっちぎりスピードモンスター」とも呼ばれています。
「ド・ドドンパ」なぜ営業を休止していたのか
富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドドンパ」は、2021年8月に乗客が負傷する事故が発生したことを受けて、営業を休止していました。その後、富士急ハイランドは営業終了を決定し、2024年3月13日完全営業終了しました。
営業休止の理由は以下のような要因が考えられます：
1. 負傷事故の発生：2021年8月に「ド・ドドンパ」の乗客が負傷する事故が明らかになりました。この事故により、利用者から背骨などの骨折を訴える声が相次ぎました。富士急ハイランドは安全運行を確保するために営業を休止し、その後営業終了を決定しました。
2. 安全性の懸念：「ド・ドドンパ」は発射1.56秒で時速180kmに達する「世界No.1の加速」と「世界最大級のループ」を特色とするジェットコースターでした。しかし、事故が発生したことにより、乗客の安全性に対する懸念が高まりました。富士急ハイランドは乗客の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段についてメーカーと協議を重ねましたが、具体化が困難であるという結論に至り、営業終了を決定しました。
3. 社会的責任の果たし方：富士急ハイランドは安全第一の遊園地営業という企業としての社会的責任を果たすため、営業終了を決定しました。また、営業終了に伴い、解体撤去費用などを含め、6億1200万円を特別損失に計上する予定です。
富士急ハイランドは多数のお客様から営業再開の要望を受けていましたが、安全性を確保できないという判断により、営業再開は行われていません。引き続き富士急ハイランドは、すべてのお客様の安全・安心を第一に営業していくとしています。
「ド・ドドンパ」撤去費用は？
富士急ハイランドは、2024年3月期の決算において、「ド・ドドンパ」の撤去費用などを特別損失として計上する予定です。
具体的な撤去費用の金額は、6億1,200万円と報じられています。
以上の情報から、「ド・ドドンパ」の撤去費用は、6億1,200万円とされています。
