長崎のアマゾン配達員ストライキ、3月8日に実行？その影響は？
長崎県内のアマゾンの配達員らが、運送会社間のトラブルを受けて失業の可能性があるため、就業継続を求めて3月8日に全日ストライキを計画していると報じられています。このストライキが実行されると、長崎市と諫早市の拠点で扱う約8,000個の荷物が配送されなくなるおそれがあります。
背景として、アマゾンの荷物を請け負う横浜市の運送会社が、下請けの埼玉県川口市の運送会社との契約を終了すると通告したことがきっかけです。両社の間には架空請求を巡るトラブルがあり、下請け会社は横浜市の会社の元社員を刑事告訴しています。配達員らは、地位保全の仮処分を申し立てるなどして、配送業務を継続できるよう求めています。
長崎県内のアマゾンの配送は、大手運送会社のほか、この下請け会社と契約する約80人の配達員らが担当しています。長崎市の拠点では、長崎、長与、時津各市町の荷物を1日約5,000個、諫早市の拠点では、諫早、大村、東彼杵各市町の荷物を1日2,000〜3,000個配送しているとされています。
配達員らは、家族との生活を維持するためにも契約の継続が重要であり、横浜市の会社に団体交渉を申し入れましたが、法的に団体交渉に応じる義務はないと回答されたため、ストライキを通告しました。配達員らは、3月7日までに明確な回答がない場合はストライキを実行し、3月中に再度のストライキも予定しています。
アマゾン配達員長崎ストライキの影響は
アマゾン配達員長崎ストライキの影響は以下のようなものと考えられます。
1. 配達の遅延: ストライキによって、長崎市や諫早市などで最大8000個の配達に影響が出る可能性があります。
2. 注文のキャンセルや変更: ストライキによって配達が遅れることで、一部の顧客が注文をキャンセルしたり、配達日時を変更したりする可能性があります。
3. 顧客の不満: 配達の遅延や問題が発生した場合、顧客は不満を抱く可能性があります。これにより、アマゾンの評判や顧客満足度に影響が出る可能性があります。
4. 配達ドライバーの雇用状況: ストライキの背景には、運送会社の契約打ち切りによる配達ドライバーの失業の恐れがあります。ストライキが長期化する場合、配達ドライバーの雇用状況にも影響が出る可能性があります。
5. アマゾンの対応: アマゾンは、ストライキに入った場合でも「配送への影響は見込まれない」「通常通り予定日を守って届けられるよう努める」とコメントしています。
アマゾンストライキ原因は契約下請けの問題が巡り話題
1. 長崎のアマゾン配達員、8日にスト通告 1次下請けの契約終了に抗議
- 長崎市でアマゾンジャパンの商品を運ぶ配達員で構成される労働組合が、1次下請け業者からの委託契約終了通知に抗議し、8日にストライキを実施することを通告しました。
- ストライキには約50人が参加し、長崎市などで約5000個の荷物が配達されない可能性があります。
2. 契約巡り配達員らスト通告 アマゾン下請けに、長崎
- 長崎市でアマゾンジャパンの商品を扱うフリーランスの配達員3人が、1次下請けが一方的に配達の委託契約を打ち切るのは不当だとして、ストライキを実施することを1次下請けに通告しました。
- ストライキは8日から無期限で、約70人が参加する見込みです。1日当たり少なくとも荷物約5000個の配達に影響が出るとされています。
アマゾンストライキ契約下請けの問題は、配達員が契約する2次下請け会社と1次下請け会社の間で起きています。1次下請けが一方的に委託契約を打ち切ることに対し、配達員らは不当と主張し、ストライキを通告しています。
