解体中のビル崩壊で3人が死傷、北海道江別市の悲劇
事故の概要:
- 2024年2月19日午前11時半ごろ、北海道江別市5条6丁目で解体工事中の建物が倒壊しました。
- 倒壊した建物は会社の事務所として使用されており、作業員5人が解体作業中に巻き込まれました。
被害状況:
- 倒壊により、作業員のうち48歳の男性が下敷きになり死亡しました。
- 他の2人の作業員も軽いけがを負い、病院に搬送されましたが、命に別状はありませんでした。
事故現場:
- 事故現場はJR江別駅から北西に約300メートル離れた地域で、店舗や住宅が立ち並ぶ場所です。
事故原因:
- 警察は業務上過失致死傷の疑いも視野に入れ、詳しい事故原因を調査しています。
現場の状況:
- 倒壊した建物は骨組みがむき出しとなり、周囲には木材などが散乱していました。
- 周辺の屋根には雪が積もっていましたが、積雪量は83センチで、札幌市よりも20センチほど多かったと報告されています。
目撃者の証言:
- 隣の飲食店の女性は、倒壊した建物がもともと3階建てで、1階が事務所、2階が住宅、3階には卓球などができる部屋があったと話しています。
- 女性は、解体工事が3日前から始まっており、倒壊の時には工事の音は聞こえなかったと述べています。
警察の調査:
- 警察は安全管理の問題を含め、事故の状況を詳しく調査しています。